08/07/2008(Thu)
うれしい誤算 その2

今週、また収穫したばかりのホップでビールを仕込んでいます。
実は、ほとんど今年の収穫を期待していなかった、一年生のアメリカンホップが予想以上の成長で、株ごとの差はあるのですが、早いものは信州早生以上の成熟ぶり。
それならと思って、今週は二本Harvest Brewを仕込みました。
主役は、アメリカンホップの代名詞「カスケード」。グレープフルーツを思わせる柑橘系の香りで、アメリカンペールエールというスタイルを確立したともいえるホップです。
順調に育ったとはいえ、所詮一年目。仕込みには、かなりの株数を必要すると思っていたのですが、獲ってみてびっくり。一粒一粒が大きい上に、けっこう「たわわ」に実っていて、予想よりも少ない株で、目標の重量に到達。
一回あたり10kg弱。「えっ、これ全部入れちゃうの?」という声が、社員からも出るほどの量です。

昨日は、定番のペールエール、今日は信州早生との組み合わせでDPAのHarvest Brew。
もしかして、まだ若くて香りに足りない部分もあるかもしれません。でも、ここまで使った、センテニアル、ウィラメット、カスケード、信州早生。どれもみた感じ、粒の形や大きさ、香りの印象が違います。
これが、また最終のビールに反映されて、お飲みいただく際に違いを感じていただければ、すごいことじゃないかと、本当に楽しみにしています。

お客様がみえてから、庭の菜園で収穫した野菜で、メニューを考えるレストランのシェフのように、収穫のタイミングをむかえたホップにあわせて、最適と思われるビールを仕込めるっていうの、なんか贅沢な気分です。
期待はずれも含めて、乞うご期待!僕は、かなり期待しています。
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comments
Harvest Brewの事だと思いますが、DPAと勘違い?してるのかも…
まあ、DPAのアロマホップはいずれにしても自家栽培の信州早生がメインです。
「志賀高原ビールは全て自家栽培ホップを収穫5分以内に仕込みに使ってる」
と思いそうで^^;
余計な心配ですねm(__)m
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