08/09/2008(Sat)
意識朦朧的真剣清掃

ビール醸造設備の制御盤。一番上が、現在の仕込釜の中の温度。そう、57度です。
仕込みが終わってから、釜に入って手で洗うのですが、「鉄は熱いうちに打て」ならぬ「汚れは熱いうちに落とせ」というわけで、このくらいの温度で釜の中に降りていきます。
ちょっと、覚悟がいります。よけいなところに触ると熱いです。
なにもずっとこの温度というわけではなく、20-30分洗っている間には温度も下がっていくのですが、この時期はそれでも35度程度。収穫の際に、ホップの蔓でかぶれたところに、洗浄用の薬剤がかかっちゃったりして、すごく痛みます。
出てくる頃には、水色のTシャツが濃紺にかわっています。朦朧とした状況から回復するまでに、しばらく時間がかかります。
前も書いたと思いますが、ビールづくりって半分以上掃除って感じです。以前、富士桜高原麦酒さんの工場を見せてもらった時に、
「一に清掃、二に清掃。三四も清掃、五も清掃」
という貼り紙をみつけて、大きくうなずいちゃいました。さすが! いつも美味しいビールができるはずです。
掃除だけじゃ、うまいビールはできませんが、ちょっといい加減な掃除で、まずいビールになっちゃうことは十分あり得ます。
だから、がんばるのです。
まあ暑さという意味では、今週の仕込みあたりが今シーズンのピークだと思います。
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それから、承認しないコメントが結構あるのですが、上記のようなものがたくさん入ってきているので、削除しています。
今回は、サンプルとしてそのままのせておきますが、ご理解下さい。
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