05/11/2020(Mon)
そして、金紋錦に挑戦です!

今年二度目のすじまき。
このあいだ、ちょっと書いた「新たな挑戦」とは、金紋錦のこと。
金紋錦は、たかね錦という酒米を、あの山田錦と交配して生まれた長野県生まれの酒米。
ところが、その後いろいろあって、一時は「幻の酒米」と言われるまでの希少な品種に。
山田錦って、やっぱり酒米の王様っていわれつづけるだけの、すごい魅力があります。
決して名前だけじゃなくて、そのふくよかな味の巾とキレ。
でも、あくまでもうちなんかよりも温暖な西の米。
買ってはこれるけど、それじゃ日本中おんなじ米になっちゃう。
ぼくらは、できるだけ「この地ならでは」にこだわりたいし、そうしようと思ってます。
この金紋錦は、その山田錦を親にもつだけあって、そんな山田錦の魅力を、かなり受け継いでいます。
うちでは、お隣の木島平村でできるその金紋錦を使った酒にもう10年以上取り組んできたのですが、ついにその米を自分たちでつくることに。
これには、米そのものが手に入るようになったこともあるけど、去年、大阪の秋鹿さんでうけた刺激が、なにより大きかった。
山田錦には敵わないかもしれないけど、この地でできる米で、挑戦してみたいのです。
というわけで、あたらしく田んぼを借りました。
いきなり耕作面積が1.5倍になることになります。
ゼロからの挑戦だし、どうせなら、できるだけ自然な米作りをしたい。
いままでのやり方にとらわれずにやってみようかと。
というわけで、新兵器も導入したのですが、すじまきも新しいやりかたで。
この日は、お借りした農機具を、メーカーの方の指導のもとやってみました。
細かいことは書きませんが、「眼から鱗」ってことだらけ。
なんかいいかも。
なーんて、これから、きっと苦労するんだろうけど、それも楽しもうと思ってます。
来年の今頃には、この米の酒、飲んでもらえるはずです。
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