08/04/2020(Tue)
EKG ESB、SALTY HOP、ゆるブル Wheat(今年最終)樽生から発売です!

EKG ESB、SALTY HOP、ゆるブル Wheat(今年の最終バッチ)樽生から発売です!

まずは、大好評の
Single Hop Brew シリーズ第5弾、EKG ESB (通常版・リアルエール版)樽生から発売です!
なんじゃそれと思う方もいらっしゃるかと思いますが、East Kent Golding をつかった Extra Special Bitter です。
イースト・ケント・ゴールディング(=東ケント地方のゴールディング)は、間違いなくイギリスのホップを代表する存在。
英国のビールスタイルを決定づける、中心的なホップです。
アメリカやベルギーのスタイルが中心のぼくらとしては、決してメインでつかってきたわけではないのですが、実は大好き。
ポーター、Takashi Imperial Stout、W-IBA などなどで結構つかってますし、特にここ数年でその魅力を再認識してきています。
シングルホップシリーズで、是非ゴールディングをつかったビールをつくりたいと思って、頭にうかんだのが、ESB。
広い意味では、ペールエールの範囲なのですが、イギリスのビターのなかで最も度数が高くホップの主張も強めのスタイルです。
ゴールディングのホップとしての特徴を表現するのは難しいのですが、その複雑かつ上質なアロマを活かすには、普段のぼくらのドライなペールエールよりも、モルトの主張が強めのこのスタイルがいいと判断しました。
6.0%、IBU32。
つかったホップは、もちろんゴールディングだけ。
IBU は控えめですが、つかったホップの量も含めて、スペックは志賀高原IPAと同等です。
英国産高級モルトのマリスオッター主体で、色はやや濃い目。
豊かなモルトの香りと味わいが特徴で、そこに EKG の、柔らかくもラベンダーなんかを思わせるハーバルな個性がバランス。
それなりの飲み応えはあるのですが、滲み入るような味わいと、ほどよい苦味で、ついつい杯がすすみます。
あまり志賀高原ビールっぽくはないかと思いますが、かなりイメージ通り仕上がったと思います。
暑い日の夕暮れとかから、こんなのをゆったり飲むのもいいんじゃないかなと。
1仕込み分、まずは樽生からの発売。
リアルエール版も、いつもよりちょっと多めにご用意しています。
ちょっとブリティッシュな志賀高原ビール、どうぞよろしくです。

そして、
SALTY HOP 2020!
一年ぶり、5回目の登場。
去年つくらなかったのですが、楽しみにしていた何人かにお叱りをいただきました。
天然塩と、たっぷりのホップ、そして自分たちで収穫したスパイスをつかった小麦のセゾン。
毎回、少しずつ仕込みを変えてきたのですが、今回は裏庭の山椒が隠し味です。
4.5%、IBU11。
小麦の味わいと、セゾン酵母由来の香り、ホップと山椒の爽快感。
もともとゴーゼにインスパイアされたところもあるのですが、大人の塩分補給ドリンクとしてゴクゴクいける感じ。
暑い季節、食事のスタートの一杯としては最高じゃないかと思います。
こちらも1仕込み分、樽生から先行発売です。

そして、
ゆるブル Wheat (今年の最終バッチ)も同時発売です!
ほぼ ウィートIPA といってもいいくらいホップをたっぷりつかった、ヘイジーな小麦のビール。
この季節の大人気商品ということで、春から何仕込みか続けてきましたが、いよいよ今年の最後のバッチ。
小麦の柔らかなの見応えと、柑橘感溢れるジューシーな飲み味。
こちらも、この季節には最高のやつです。
しばらく欠品していましたが、樽生も再発売です。
というわけで、長くなりましたが、どうぞよろしくお願いします!
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