06/27/2007(Wed)
牛肉コロッケとビール

食肉偽装の問題が毎日のように報道されています。牛肉といいながら、豚や鳥の肉を混ぜるのみならず、豚の心臓を混ぜたり、家畜の血液で着色して牛に見せたり、水で増量したりとのこと。
偽装というのは言語道断ですが、もし今回の問題が、例えば「牛肉コロッケ」という偽装ではなく、「牛肉風コロッケ」だったらどうだっただろうかと考えてしまいます。
現在、いわゆるビール系飲料市場のおよそ半分は、発泡酒や、「第三のビール」と呼ばれる雑酒です。これらは、麦芽の使用量を大幅に落とすか、全く使わずに、エンドウや大豆を原料につくられています。
偽装ではないので、今回の問題と一緒にしてはいけないのですが、最近のTV等の広告では、ちょっと見ただけでは、我々でも、それが本当にビールなのかビール風飲料なのか区別がつきません。
こうしたビール風飲料が、広く受け入れられている理由は、味に大差ないなら、ビール「風」でも、安ければいいという人が多いということでしょう。とすれば、もしかしたら「牛肉風コロッケ」にも市場の支持があるのかもしれません!?
「麦芽増量しました」みたいな商品も出てきて、広告を見ると、なんだか頭が混乱します。「牛肉を増量した牛肉風コロッケ」みたいなものでしょうか。
玉村本店のビールは、「牛肉風コロッケ」とは、明らかに味の違う、本物の「牛肉コロッケ」であり続けたいと思っています。
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