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W-IBS -MASAJI THE GREAT、 樽生から発売開始です!


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この季節の特別なビール、

W-IBS -MASAJI THE GREAT-、 樽生から発売開始です!

箕面ビールの先代大下社長を追悼して毎年仕込む大事なビールも、今回で10回目。

いままでは、ずっと W-IBA をつくってきました。

"箕面ビールといえば、スタウト、インペリアルスタウトの黒い二種、そしてW-IPAの印象が強烈。なら、両方いっぺんにつくっちゃえ、ってことでつくった黒いW-IPA。「格好よくて強面で、一見ちょっと近寄りがたい。でも、話してみると、その人柄にいっぺんに魅了されちゃう。」そんな先代大下社長のイメージそのままの男前なビール。"

ということだったのですが、今回は、コンセプトは踏襲しながらも、ついつい遊びたくなって、セゾンイーストでつくったので、W-IBA ではなく W-IBS

というわけで、スタイルを書くとすると、ベルジャン・インペリアル・インディア・ブラック・エール って、ことかと思います。

まあ、そんなのがあるとしたらですが。

8.5%、IBU51。

つくってから、

「あれっ、これって、もしかしたら久しぶりの 一石二鳥 だったかも?」

と、やや不安になったのですが、あちらがあくまでもインペリアルスタウトベースだったのに対して、こちらは W-IBA がベース。

よりドライで、ホッピーです。

どちらかというと、IISS の黒版って感じの方が近いかなと。

IBUは控えめですが、最近の IPA 的に、アロマホップと、2回した ドライホップたっぷりです。

写真は真っ黒に写ってますが、やや赤みをおびた黒。

ロースト感は控えめで、ホップの主張の方が強いのはいつも通りです。

もちろん「黒い味」はするのですが、セゾン酵母由来のフルーティーさ、スパイシーさ、そこにホップのアロマが加わって、ワインをも思わせる飲み口。

度数なりのボリューム感や甘みはもちろんあるのですが、ホップの苦味とのバランスもあって、度数を感じないドライな印象です。

食後というよりは、食中酒として、お楽しみいただけると思います。


1バッチ分。

気づけば、樽生としては今年最後の限定です。

元気で男前な、あの社長が、ちょっとだけお洒落した感じかな。

ボトルの発売は、もう少しだけお待ちください。


12/15(水) が、先代大下社長の命日。

業務店のみなさまにはそれまでにお届けできると思いますが、開栓は15日以降でお願いします。

いずれも、最大限ご指定にお応え出来るように努めますが、配送場所・タイミングによっては間に合わない場合もありますので、ご理解ください。

今年も、有志各社から、いろんなマサジビールがでるようです。

飲みくらべも楽しみ。

今年も、あの素敵な社長を思い出して、一緒に乾杯しましょう!





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