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縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA 2022


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さあ、今週発売の限定の片方から。

縁喜 x 志賀高原 / "NIGORI" Sake IPA

玉村本店の清酒 縁喜(えんぎ)とのコラボも、今年で三年目です。

ベースのビールは、其の十。

自家栽培の酒米をつかった、大人気のIPAです。

今回は、2020年から自家栽培をはじめた "金紋錦” を、ベースのビール醸造にはつかっています。

そこに、同じく自家栽培した 美山錦をつかって醸した代表的商品 自家栽培米 美山錦 純米吟醸 の、発酵最終段階の"もろみ" を加えてつくっったのが、こいつ。

だから、Sake IPA というわけです。


9.0%、IBU66。

もろみ成分をしっかり混ぜてお飲みいただきたいのですが、写真のように明るくヘイジーな状態が正解です。

ふんだんにつかったホップと、酒由来の吟醸香が相まって、フレッシュなオレンジやグレープフルーツとかを連想させるようなジューシーな柑橘感に加えて、パイナップルや白桃、パッションフルーツのようなトロピカルな印象も。

飲み口は、「にごり」由来の柔らかな甘さを感じながらも、其の十のキレのいいドライさも共存。

度数はかなり高めなのですが、飲み口はよく、後からヤバさに気がつく感じです。

「そんなにフルーティーなら食事には合わないんじゃ」

なんて、思うかもしれませんが、柑橘の皮をも思わせるホップの苦味も相まって、食中酒として楽しんでいただけると思います。

其の十自体、和食を意識してつくった IPA なのですが、この "NIGORI" は、やっぱり、さらにその上をいく感じ。

もろみ由来の甘やかさが、他の IPA たちとちょっとちがう場面で、活躍してくれる理由なのかも。

繊細なものも含めて、お鮨や天ぷらまで、かなり守備範囲は広いと思います。

"和のIPA" といってますが、逆に、ハンバーガーとか、デミグラスソースとかと合わせるイメージがしづらいといったら伝わるでしょうか!?


なにせ、酒の仕込みのタイミングでしかつくれないビール(税法上は発泡酒)ですし、まずは、そもそも金紋錦・美山錦から育てないといけません。

酒とビールの醸造を併行してすすめ、それをベストなタイミングで合体させるということで、両方をつくるぼくらのような会社ならではの、かなりオリジナルなものだと思っています。

思い入れも強いし、人気も高いので、年々つくる量を増やしてきましたが、今回はフルサイズで2バッチ分と昨年の倍量つくっちゃいました。

まずは、そのうちの1バッチを今週発売します。

間も無くいきますので、どうぞよろしくです!





19:00 | 志賀高原ビール | comments (3) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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| 2022/03/29 00:19 | URL [編集] | page top↑
Re: タイトルなし
はい、もちろんその予定です!
ego-brewer | 2022/03/29 07:08 | URL [編集] | page top↑
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| 2022/03/30 20:12 | URL [編集] | page top↑

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