07/26/2022(Tue)
新作 Salty & Misty と SHIGA KOGEN HELLES!?、樽生から発売です!

今日の2つは、この時期にバッチリなやつ。
もしかしたら、志賀高原ビールでいちばん苦くない2つかもです。
まずはこれ。
新作、Salty & Misty 樽生から発売です!
この時期、"Salty" っていうと、SALTY HOP をつくってきたのですが、ちょうどいつも仕込むくらいのタイミングの気分で、今年はこんなのになったとさ。
天然塩をつかった、ヘイジーなセッションIPAです。
4.5%、IBU5(のつもり)。
明るいオレンジ。
度数は低いのですが、小麦とオーツ麦によるボディは柔らかな感じで、水っぽさはなく度数以上の飲み応え。
大量のホップによる、柑橘 & トロピカルな香りを、いつもの苦味ではなく天然塩で引き締めた、やわらかにいくらでも飲める感じをイメージしてつくってみたのですが、案外面白いバランスに仕上がったのではと思っています。
例によって甘ったるさはありません。
天然塩の影響ですが、もちろん塩味は感じるのですが、しょっぱいわけではなく、ホップを引き立てつつ、どんどん飲めるけど物足りなくないマウスフィールに貢献しているのかなと。
たぶん、あんまり他にはないはず。
暑い日に、ホップを楽しんでいただく、ぼくらなりの新しい提案。
どうぞ、お試しください。
1バッチ分です。

そして、今年も再登場。
SHIGA KOGEN HELLES!? も樽生から発売です!
5.0%、IBU15。
「ホップ」のイメージが強いぼくらのビールですから、「お前にそれは求めてない」といわれそうですが、実は醸造を開始する際に、定番にしようか迷った大好きなスタイルがヘレスだったということは昨年書いた通りです。
「自分たちが飲みたい最良の食中酒」を目指すぼくらにとっても、こいつはぴったり。
売れるかどうかよりも、自分たちが飲みたいので、再登場というわけです。
志賀高原流のヘレスですが、かなりスタイルに忠実にまじめにつくりました。
アメリカンホップとかはつかわずに、ドイツの伝統的アロマホップと自家栽培の信州早生のみ。
ホップの量も決して多くはありません。
モルトの配合には、ぼくらなりにひとひねりしていますが、基本はドイツ産のピルスナーモルトが中心。
デコクションとクラウゼニングという、伝統的なドイツの製法仕込んで、じっくり約60日間の熟成を経てのリリースです。
無濾過ですが、いつものぼくらよりもクリアな淡いブロンド。
モルトの味と香りに、心地よいノーブルホップのニュアンス。
どちらも、決して主張しすぎずに、スッと引ける飲み味。
といっても、水っぽさとかは皆無。
大きいグラスやジョッキで、何杯も飲みたいやつです。
というわけで、守備範囲もかなり広くて、
「ビール飲みたい!」
っていう、ほとんどの食事、ほとんどのシーンに合うのではと。
こちらは、小さめの1バッチ。
しばらく、小さいサイズでつくっていこうかと思っています。
去年は、コロナの影響で、かなりの部分をボトルで発売しましたが、今年は樽でもお楽しみいただきたいです。
いずれも、ボトルの発売は、もうちょっとだけお待ちください。
どうぞよろしくお願いします。
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