08/09/2022(Tue)
overslept が出来るまで

寝坊したのは、どうもぼくらしい。
この日は、ぼくにとって、1696仕込み目。
もちろん、一度も寝坊なんてしたことないし、なにかの間違いに違いないといまでも信じていません。
普通に目覚めて仕込みにむかったはずが、なんだかみんなにニヤニヤして待ってます。
おかしい。
絶対に。
たぶん、集合時間をまちがえたのは、みんなにちがいないと。
だって、だれも起こさなかったじゃん!
ぼくが、負けず嫌いな性格でないのは、ぼくの知るみなさんならわかりますよねぇ!?
まあともかく、スワンの本田くんと、一緒にマッシュイン!

このビール、仕込みはもちろん大事だけど、ここまでの相談と、そしてここからが本当のコラボでした。

ちなみに、TAIHU とのコラボとおんなじタイミング。
楽しかったなあ。
寝坊したのは、ほんとうにぼくだったのかなあ?
(↑しつこい!)

もともと、全量をバレルエイジするのが、今回のコラボの前提。
仕込みから約一月で、木樽に詰めます。
小布施ワインさんから届いたばかりの赤ワインの樽8本と、

スワンレイク さんが持ってきてくれた大樽2本に。
大樽には、うちのミックスカルチャーを。
他の樽は、あえて赤ワインのニュアンスに期待して、そのままでいくことに。

そこからは、テイスティングを重ねて待つのです。
途中で、赤ワイン樽のうちの半分の4本に、ブレッタノマイセスを加えることにしました。
ここで、10本の樽が、3種類になります。

で、その3種類10樽の成長を、またひたすら待つ日々が続きます。
「最終型はどうしようかな」
と、ずーーーっと悩みながら、最後のテイスティング。
それぞれ面白い。
でも、それぞれの個性を全部合わせたのが一番いいんじゃないか、という結論にいたりました。
なんだか、全部混ぜちゃうって、単に平均するだけでつまらなそうに聞こえますが、ぼくらはそうは思いませんでした。

で、その半分を、ついにつめたのが、昨年の7月。
スワンレイクさんの、他のコラボには負けたくないなあと思いながら。
でも、この時点では、まだまだ完成には時間がかかると覚悟してました。

その3ヶ月後。
コロナ禍にもかかわらず立ち寄ってくれた2人。
この顔をみて、本当にほっとしました。
「おれが今まで飲んだビールで、一番うまいっす!」
だって。
まじかよ。

そこからさらに10ヶ月磨きをかけて完成したのがこれ。
本田くんは、こんなこといってます。
明日発売です!
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