11/17/2008(Mon)
ホップな縁

またまた、素敵ないただきもの。
今度は、札幌のカナディアンブルワリーさんが送ってくれた、ものすごく貴重なビールです。
カナディアンブルワリーさんは、ぼくらの一年前、2003年に醸造を開始した新しいビール会社。最近、いろいろな人に「いいよ」と聞かされ、実際にIPAとかを飲んでみたりと、気になる存在です。

このビール、NORA ALE(= 野良エール)という名前なのですが、なんとこれはブルワーのtsutsuさんが、近くで収穫してきた、野生の生ホップだけをつかってつくったビールなのです。(野生といっても、どうももともとは、醸造用に栽培されていた信州早生系統のホップのようです。)
実は、ぼくらはいまだに会ったことがないのですが、このNORA ALEの仕込みの際に、一度、電話で生ホップの使い方について話しています。
ぼくらのHarvest Brewシリーズはもちろん生ホップをつかっているのですが、あくまでもアロマホップとしてだけ。苦みづけ(ビタリングといいます)には、別のホップをつかっています。ですから、すべて生ホップだけで仕込んだビールがどうなるのか、すごく興味がありました。
このNORA ALE、仕込みサイズは小さくて、製品は50Lだけです。是非飲んでみたかったのですが、樽で飲める機会は逃しちゃいました。

そこで届いたこのボトル。瓶詰めって、実際に詰める以外にロスがでるものです。ただでさえ貴重なビールを、ぼくらのためにわざわざ瓶詰めしてもらって、本当に申し訳ないやらうれしいやら。
早速、みんなでいただきます。
すごくきれいなブラウンエール。ホップの主張は強いわけではありませんが、うちのHarvest Brewのビール達にも通じる、「ほわっ」って感じの生ホップ感。どんどん飲めちゃいそうなおいしいビールです。
お礼に、うちのビールたちも、北海道に旅立っていきました。
それにしても、こんなビールがでてきたのも楽しいですし、ホップがきっかけでこういうふうに、いろんな人とつながりができていくって、うれしいことです。
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