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木樽熟成 山伏 B³ Miyama"shoubu"、かなり日本オリジナルだと思います!


L1142398.jpg

というわけで、今週の2つのうちの片方は、

木樽熟成 山伏 B³ Miyama "shoubu"

です、

ベースは、木樽熟成 山伏 B³ Miyama / Baby Blonde Brett Miyama

思い入れの強いこいつは、うれしいことに、すでにリピートが多い人気商品。


改めて書くと:

"自家栽培の酒米 “美山錦”をつかって仕込んだブロンドエールをステンレスタンクでブレッタノマイセスとともに7ヶ月発酵・熟成をした後、500L のオークの大樽で500L のオークの大樽でさらに8ヶ月熟成したビールが中心。

今回は、オークの香りをバランスするために、同じくブレッタノマイセスを加えてステンレスタンクで9ヶ月発酵・熟成をしたビールも2割弱ブレンドして、瓶詰め。"



今回の B³ Miyama "shoubu"は、

ブレンドしたところまでが一緒で、そこからさらに、"SHOUBU" no Miyama Blonde でお馴染みの収穫直後の野生の菖蒲を3ヶ月漬け込んだのちに瓶詰め。

さらに瓶内二次三次発酵をしたのち、2ヶ月超の瓶熟成を経てのリリースです。

6.5%

色は、通常バージョン同様のきれいなブロンド。

"SHOUBU" no Miyama Blonde をご存知の方が想像するよりも、菖蒲由来のスパイシーさは控えめにしています。

でも、立ち香には三○サイダーを思わせる甘やかな印象は健在。

そこに、ちょっと酸味を連想させる複雑な香りが。

そう、B³ Miyamaの通常版は、木樽熟成の山伏シリーズとしては、はじめてサワーエールでなかったのですが、こいつには、ほんの少しの酸味を感じます。

樽由来のほのかな香りを感じる、ドライなフィニッシュは共通なのですが、こちらは、ライムとかのような青い柑橘のような印象に、杉や松のような針葉樹の清々しいニュアンス。

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通常版の方は、ほんのり米由来の甘やかな印象と、樽由来の香りをほのかに感じて、他の木樽熟成 山伏とくらべると、ワインというよりも、確実にビールよりなのですが、この "shoubu" 版の方は、ちょっと
blonde の妹分みたいな感じもあって、よりワイン的な印象です。

食前から、イタリアンやフレンチの前菜的なものはもちろん、天ぷらや焼き魚などといった和食のメインまで、かなり幅広いシーンで飲んでもらえると思う点では、通常版に共通してます。

寿司とかポン酢で食べる鍋なら通常版、ちょっと柑橘を絞りたくなるような鮎の塩焼きとか、グリルした肉なら "shoubu" みたいに、微妙に飲み分けられそうな気もしたり。

スパイスをつかうと、ちょっとキワモノ感がでちゃいますが、飲んでもらえば、全然そんなことがないってことはわかってもらえるはず。


もうひとつのやつと一緒に、明日発売しますので、乞うご期待です!







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