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ハバネロマンセゾン!


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今週の1本目は、こいつ。

ハバネロマンセゾン / SUPER SAISON with Habanero-Man's "GREEN" Habanero

明日、ボトルのみの発売です。

ハバネロというと、「キワモノ感」や「罰ゲーム感」をイメージする方も多いかもしれませんが、そんなことを感じさせなのくらいに、飲み物としての完成度高く仕上がったと信じる自信作です。

ハバネロマンと出会ったのは、もう五年以上も前。

その年の終わりに、あの 1t IPA Habanero が生まれました。

以来、時々連絡を取り合ってはいたのですが、去年の夏頃から、また、そろそろビールをつくろうということに。

今回は、ハバネロマンの年に一度の人気商品にもつかわれる、より香りが華やかな、完熟前に収穫した グリーンハバネロ をつかうことに。

もちろん、ハバネロマンが大阪の自分の畑で自家栽培して、自ら収穫、選別して送ってくれたものです。

最初は、やっぱり IPA ベースとかかなと思っていたのですが、こちらもハバネロマンのアイディアもあって、セゾンも検討することに。

あれこれテストを重ね、選んだベースのビールはストロングセゾン。

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前回の 1t IPA は、通常のものにハバネロを加えただけでしたが、今回は、グリーンハバネロをつかう前提で、一からつくりました。

自家栽培の美山錦をつかい、ハバネロとの相性を意識して選んだヨーロッパとNZ、そして信州早生の3種類のホップをメインに仕上げました。

ハバネロの爽快な香りを生かすために、あえてホップの香りはやや控えめに。

9.0%、IBU50。

明るいブロンド。

爽やかなハバネロの香りは、青くてスパイシー。

セゾンイースト由来の控えめなエステルとホップの香りと相まって、ライムみたいな青い柑橘や、グリーンペッパーみたいな印象も。

甘やかさを感じつつもドライな飲み口を、当然ながらハバネロの辛さが引き締め、9%を全く感じさせない危ない仕上がり。

経験的には、辛さの許容度は、ホップの苦味の許容度をさらに上回る個人差があると感じているのですが、今回はしっかり「辛い」と感じつつも、辛さに弱いスタッフたちも十分楽しめるバランスになりました、

それでも、じんわりお腹があったかくなるような感じは、ハバネロならでは。

自然に、食欲が湧きます。

メキシカンみたいなものはもちろん、チキンのグリルやハンバーガーとか、最高かなと。

タン塩とかの焼き肉や、白身魚のカルパッチョ、和食でも天ぷらとか、柚子胡椒が合うような鍋とか、本当に幅広く食事に合わせていただけると思います。

食事を楽しみながら、ついつい、もう一杯飲みたくなっちゃう感じ。


とはいえ、これをタップにつなぐバーは限られるでしょうから、今回は樽生の一般販売はございません。


ラベルは、前回生まれたロゴをベースにしながら、うちの娘1号がデザインを担当。

大学で建築を学んでいる彼女にとっては、専門外ではあるのですが、ハバネロマンとのやりとりもしながら、なかなかいい感じのができたかなと思ってます。

なんだか余計にうれしいのです。


思い入れたっぷりの特別な1本。

お楽しみに!





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