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NEW ENGI-LAND IPA & SHIGA KOGEN PILS!?、樽生から同時発売です!


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というわけで、"THE FARMHOUSE 5th Anniversary Week" を前に、

NEW ENGI-LAND IPA、樽生から発売です!

この名前、THE FARMHOUSE のオープンに際して、

"玉村本店の清酒「縁喜」にちなみ、THE FARMHOSUE が、ぼくらにとって、多くの方との「縁」を「喜ぶ」「新たな」場所になってくれればということでこの名前にしました。"

ということだったのですが、6年前にも書いた通り、ぼくらとしては一番最初に NEW ENGLAND スタイルの IPA と名乗ったのが、こいつです。

このスタイル、当時、日本では同じ頃に、ごく少数のブルワリーが、はじめてつくり始めたくらいのタイミングでした。

今では、ニューイングランドスタイルの IPA も当たり前になり、日本にも、このスタイルを中心に人気を集めるブルワリーが次々と生まれました。

いろいろかわるんだなあと、改めて実感しています。


6.5%、IBU29。

「甘さ」と、「どろっとしたにごり」が、このスタイルの特徴だというイメージを持っている人も多いようなのですが、ぼくらがつくりたいのは、ちょっと違います。

このスタイルを始めた理由も、それまでのウェストコースト IPAにはない、このスタイルならではの香りとジューシーさに魅力を感じたから。

いつも書いていますが、ぼくらがつくりたいのは、あくまでも「自分たちが飲みたい食中酒」。

タピオカドリンクとかを楽しむ感じではなく、やはり食事と楽しんで欲しいのです。

今年はホップのつかいかたをあれこれ大きめの微調整。

オーツ麦や小麦等の副原料は一切使用せず、マリスオッター100%。

例年以上に、ちゃんとヘイジーな仕上がりですが、飲み口にもったりした感じはありません。

バレンシアオレンジとかを思わせる柑橘系の香りに、ちょっとネクタリンとかを連想させるトロピカルで甘やかなフルーティーさが加わった感じ。

みずみずしくジューシー。

甘やかでありながらも爽快で、度数を感じさせない柔らかな味わいは、食事との相性もいいと思いますし、何杯でもおかわりいただけるのではと思っています。


いつもこのスタイルのものをリリースするときには書くようにしていますが、ビールに甘みや、単体での飲み応えをお求めの方には、おすすめしません。


今回は、たっぷり2バッチ分をご用意しています。

ボトルの発売は、もう少しだけお待ちください。

これからの THE FARMHOUSE ともども、どうぞよろしくお願いします!

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そして、

SHIGA KOGEN PILS!? 新バッチも、樽生から発売です!

「お前にそれは求めてない」シリーズ(?)第二弾。

おかげさまで好評なので、調子に乗って再登場です。

ホップは、ザーツと、ぼくらの信州早生。

どちらかというと、ジャーマンピルスナーって感じです。

今回も、ヘレス同様、デコクションとクラウゼニングという伝統的な手法で、まじめにつくりました。

でも、「らしくない」っていわれそうだから、やっぱり "!?" はつけてます。

5.0%、IBU28。

いつも通り無濾過ですが、明るいブロンド。

クリアな飲み口ながら、モルトの味はしっかりめ。

ヨーロッパのアロマホップ特有のキラキラした感じに、レモンやライムのようなフルーティーさに、針葉樹や青いハーブのようなニュアンス。

モルトの味わいはしっかりながらも、クリーンで、キリッとドライな飲み口。

IPA とかと比べると、ホッピーではないですが、いい感じなバランスに仕上がったと思います。

ジメジメした時期にも、暑い日にも最高なやつ。

こちらも、食事との相性はばっちりかなと。


どうぞよろしくお願いします。







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