05/16/2007(Wed)
観光地にうまいものなし?

玉村本店は日本最大のスキー場 志賀高原の麓にあるだけではありません。ビール工場から坂を下り30秒、川を渡ると渋温泉です。石畳の町並みと九つの外湯巡りで最近また人気が高まっています。猿が温泉に入るので有名は「地獄谷温泉」もすぐ近く。他にも、湯田中温泉、角間温泉、北志賀高原スキー場と、町は観光地だらけです。
「観光地にうまいものなし」とは良く言われます。実際、お客様にも「縁喜という酒は知っていたけど、観光地の酒だから飲まず嫌いだった」というふうに言われることもあります。
確かに、観光地の多くは黙っていてもお客様が来てくれて、その地にちなんだ商品なら、自動的に買ってもらえた時代が続いたのも事実です。そういう意味で、恵まれたが故に『ハングリーさ」に欠け、努力不足で、結果として「うまいものがない」と言われることになったのだと思います。
しかし、90年はじめのピークからスキー人口は50%以上減りました。おまけに観光とは関係ないですが、日本酒の消費量も約50%減りました。50% x 50%なんて、恐ろしくて計算できません。というわけで、たぶん玉村本店は、今や日本でも有数の「ハングリー」な酒屋の一つです。今までの理屈が正しいのなら、うまいに決まってます!
(写真は、渋温泉と横湯川。)
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