01/06/2009(Tue)
丑年の注目株

(株の話じゃありません。悪しからず。)
米国発の金融危機からはじまったこの不況。打開策を期待したいこの国のリーダーたちですが、選挙を前に国民に饅頭を配るのがいいか悪いかとかいう話ばかり。将来のビジョンなんて全くでてきそうにありません。
結局、お前のせいだといって文句をいっていたはずのアメリカの、次期大統領のビジョンに期待するしかないというのもいかがなものか。
とはいえ、どうもその期待の新大統領が、「金融」にかわって国を引っ張るために提示するキーワードは「環境」だということで世の中の味方は一致しているようです。
環境関連だと、太陽電池だとか、原子力だとか、いろいろな関連業界が注目されます。
ちょっと考えたら、もうひとつありました。そう、有望なのです。日本酒が。
今時、暖房設備が充実、家の気密性も高まった上に、温暖化の影響もあって、冬でも結構暖かいです。家で薄手のスウェットとか、下手したらTシャツとかでも過ごせちゃったりします。移動の電車や車もしっかり暖房がきいているわけで、(特に都会では)厚手のセーターなんか「暑くて」着なくなっちゃっているのではないでしょうか。
でも、仕舞い込んでいて、しばらく着ていなかったセーターをとりだして着てみるだけで、無駄な暖房が不要になるわけです。こんなに簡単で環境にいいことはありません。お風呂やトイレ、着替えの時には、ちょっと寒さを感じるでしょうが、それ以外は、ものすごく不快なわけではありません。
この忘れていた冬の感覚、結構つながるはずだと思うのです。「今日は鍋に、お燗酒!」みたいな気持ちに!日本の貴重な四季を肌で感じながら、冬の味覚を味わう。おまけにそれが地球のため。そんな日本に、海外の方も憧れるはずです。
というわけで、将来にむけて日本酒業界が有望だと思うに至り、新年早々、明るい気分のぼくなのでした。
「わかった、でも夏はどうなんだ?」
ここだけの話、大手メーカーのラガービールみたいにキンキンに冷えていなくてもおいしい、クラフトビールの業界が有望らしいです、旦那。
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