01/10/2009(Sat)
数字

今週は、麦芽の輸入関税を免除してもらうための書類をつくるのにだいぶ時間を割きました。管轄は、国税庁と農林水産省。
前にも書いたことがあるのですが、年に二回のちょっと面倒な作業です。
1年以上先まで、どのくらいビールが売れているか予測して、使用する麦芽の量を算出して、免税してもらいたい希望数量を申請します。もちろん現実とかけ離れてはいけないわけで、結構真剣に考えます。
何度もやっているうちに、予測の精度も向上してきたような気もするのですが、当然ぴったりとはいかないわけで、提出する数字だけじゃなく、上下のぶれを想定します。それに基づいて、いつどのくらいのモルトを発注しようかと計画するのです。
こうして数字をつくってみるのも、自分たちの商売の現状や将来を考える上には、非常に役にたっています。
「もっとたくさん飲んでもらいたい」「売れたらうれしい」と思い、目標をたて、そのための努力をするのですが、一方で「数字ありき」になりすぎてもいけないなあと思います。
「どうやってもっと売るか」を考える前に、「どうやってもっと飲んでもらえるビールをつくるか」を大事にいきたいと思います。
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