fc2ブログ

からだの順番


R0012926-2.jpg
(左が娘二号,右が一号の作品。)

かにに続いて今日はいかの話。

娘達が、月一回いっている、近所のお絵描き教室で描いてきたいかです。

本物のいかをすぐ隣において、描いたそうです。描く前に、一杯のいかをばらばらにして、どこがどこだとかを説明してくれたそうです。こういうところが、この教室のいいところ。毎回楽しそうです。

家に帰ってきてから、このことを絵日記の題材にすることにしました。しばらくして、母親のところにいって、「ここはなんていう名前?」と胴体のことを聞いています。

「胴体よ」っていわれたのが聞こえたのですが、どういうわけかぼくのところに来て、また同じ質問をします。

「からだでもいいんじゃない」

と返事するも、まだ納得がいかない様子。

聞いてみると、目や口や足よりもからだが上にあるのが解せないとのことでした。人間は、頭、胴、足の順なのに、おかしいと。

たしかに、いわれてみれば不思議です。およそ足のある生き物は、犬や猫はもとより、鳥や、それこそかににいたるまで、だいたいこの順番です。例外は、いかとたこくらいでしょうか。

結局、Webでみつけた、「からだ」の中に胃とか腸とかいった内蔵があるという図をみて、やっぱりほんとうに胴体(からだ)でいいんだということを、不本意ながら理解したようでした。

もし、人間が猿とかからではなく、いかやたこから進化していたとしていたら、こんな順番にからだができていたかもしれません。そうしたら、きっとこの世の様子はだいぶ違ったでしょう。

車なんかは、視線が地面にちかいので、相当スピード感があるでしょう。ふとんは、まんなかに穴があいているのでしょうか。

ちょっとした身近の不思議に気づかされて、なんか新鮮でした。
23:59 | 雑文 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
奥村厚一 / 冬 | top | 「かに」と「かにかま」

comments

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

trackbacks

この記事のトラックバックURL:
http://slowbrewing.blog104.fc2.com/tb.php/632-47758f61
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)