01/22/2009(Thu)
相手にとって不足なし!?

そう、ノルウェーで最初で最大のクラフトビールメーカ、Nogne Oの共同創設者で、醸造責任者のKjetil Jikiunさんとビールをつくることになったのです。
このブログでは、過去に何度も登場していますが、彼が玉村本店を訪れたのは今回で三回目。その間に、日本への輸入も始まり、ビールの世界でのKjetilさんの知名度は高まる一方です。
「なんか、囚人の写真みたいだね」といいながら撮ったこの写真、彼が手にしているのは、「BeerAdvocate」というアメリカの雑誌。ビール好きが、自分の飲んだビールの感想を投稿して、お互いに情報交換する消費者サイトの、雑誌版です。
その最新号の表紙を、Kjetilさんが飾っているわけです。

彼は、これまでも、スウェーデン、デンマーク、フィンランドのビール会社に加えて、昨年には、ノルウェーで、ヤッホーブルーイングの石井さんとも一緒に"Collaboration Brew(共同醸造)"をしてきました。
さらに最近では、去年の10月に、アメリカでStone BrewingとJolly Pumpkinという大人気の二社と一緒にビールをつくってきました。

これは、同じ号にたまたま掲載されていたランキング。サイトに寄せられた膨大な消費者のレビューをもとに算出されたものなのですが、
「この地球上で過去から現在までのすべてにおいて最高のビール会社」というカテゴリーで、そのStoneが第一位なのです。(まあ、アメリカのサイトですのでランキングの全25社のうちの23社がアメリカの会社なわけで、それを「地球で最高」っていっちゃうところあたりいかにもアメリカ的ではありますが。)
そんな大人気のビール会社のあとで、ぼくらと一緒にCollaboration Brewに取り組んでくれるとは、まさに、
「相手にとって不足なし」
なわけです。
まあ、最初にうちを訪ねてくれたときから、「お互いそのうち何かできたらいいね」といってはいたのですが(ここにも書いてある!)、冷静に考えると、こんな小さくて、まだまだ駆出しのぼくらを相手に選んでくれて光栄だというのが、本音です。
石井さんには先を越されましたが、もしかしたら海外の会社とのコラボのビールを醸造するって、場所を日本に限ったら、はじめてかもしれません!?(な~んて、実際のところは定かではありません。もし違ったら教えて下さい。)
まだ続きます。
| ホーム |
comments
http://www.shinmai.co.jp/news/20090123/KT090122GSI090007000022.htm
post a comment