01/30/2009(Fri)
情報量と感動の度合いについて

ギャラリー二階の「伊東深水コーナー」の今回の展示から。
第二次大戦中に、従軍画家として訪れたインドネシアでのスケッチです。
カラー写真がまだ一般的でなかったころ、南国の原色の果物が印象的だったのでしょう。今観ても、なんかわくわくします。

こちらは、全部の色は塗られていませんが、どの部分が何色か、詳細に書き込まれています。
本当の色を想像しながら、じっと見入ってしまいます。
今では、TVやインターネットで、海外の写真や映像って簡単に観ることができるわけですが、それが当たり前でなかった時代のほうが、いろんなことに、今よりももっと感動できたのかもしれません。
ぼくがモノクロ写真に惹かれるのも、情報が限定されているからなのかもしれません。
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