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情報量と感動の度合いについて


IMG_3411.jpg

ギャラリー二階の「伊東深水コーナー」の今回の展示から。

第二次大戦中に、従軍画家として訪れたインドネシアでのスケッチです。

カラー写真がまだ一般的でなかったころ、南国の原色の果物が印象的だったのでしょう。今観ても、なんかわくわくします。

IMG_3410.jpg

こちらは、全部の色は塗られていませんが、どの部分が何色か、詳細に書き込まれています。

本当の色を想像しながら、じっと見入ってしまいます。

今では、TVやインターネットで、海外の写真や映像って簡単に観ることができるわけですが、それが当たり前でなかった時代のほうが、いろんなことに、今よりももっと感動できたのかもしれません。

ぼくがモノクロ写真に惹かれるのも、情報が限定されているからなのかもしれません。
23:59 | ギャラリー玉村本店 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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