02/03/2009(Tue)
リアルエールに挑戦するの巻

2月15日、東京のすみだリバーサイドホールで開催される東京リアルエールフェスティバルに参加します。
今年で7回目というこのイベント、実は前から誘っていただいていたのですが、参加を躊躇してきました。まだまだ駆出しで、自分たちの製品の完成度を高めることに集中してきて、正直「リアルエール」というものを正しく理解したり、しっかり取り組める自信がなかったのです。
志賀高原ビールは、すべて無濾過、非熱処理で、酵母が生きています。そういう意味では、リアルエールの要素はだいぶクリアしていると思うのですが、ご存知の通り、ぼくらは「自分たちの飲みたいビール = 個性ある食中酒」という考えで、ビールをつくっています。スタイルは、イギリスのパブで飲まれてきたような伝統的なものとは必ずしも同じではありませんし、炭酸ガスのレベルも結構ちがいます。
それでも、時々出会う美味しいリアルエールの良さや、そういうビールを楽しんでいるみなさんの熱意を知って、ずっとこのイベントのことは気になっていました。
実は今年も、ぎりぎりまで悩みました。既存のラインアップをリアルエールとしてコンディションするだけでいいのかどうか。
いろいろ考えて、中途半端はやめて、どうせならこのイベントを念頭においたビールをつくるべきではないかと考えるに至りました。とはいえ、本当にうまくいくのか、つくったはいいが本当に売りきることができるのかは全くわかりません。
ちょうどそんな時に、例のNogne OのKjetilさんがぼくらを訪ねてくることが決まり、それにあわせて一緒にビールをつくろうということになったのです。
前回のこのイベントで講演もしたというシェテルさんも、このイベントで今回のコラボビールを披露するというアイディアをすぐに気に入ってくれました。そして、ビールのスタイルを詰めていったわけですが、「リアルエールとは」に関して、まだ万全の自信をもっていないぼくにとっては、非常に大きな助っ人となったわけです。(とはいえ、つくっちゃった今回のビール、本当に売り切れることができるかは、依然として自信ありませんが。)
どんなビールになったのか。まだ熟成の途中なので、どきどきしています。
ビールのスタイルなんかに関しましては、イベント前にまた書きますが、とにかく、当日をお楽しみに!
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comments
でもイベントに行くか、ビアパブ(の分もあるのかな?)に行かなきゃ飲めないわけですね…
なんてこったい…
カスクだけじゃなく、どうせならヤングみたいにボトルコンディションのリアルエールなんかどうですか?大瓶で。
無理か…
既にイベントのチケットとってます!
正確には、イベントへ参加するブリュワリーを見たときに、
確信しました。ふふふ。
楽しみにしています。
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