02/12/2009(Thu)
Not So Mild Ale

Kjetilさんと一緒に仕込んだ、Nogne Oと志賀高原のコラボレーションビール、ほぼ出来ました。
名前は「Not So Mild Ale」。
イギリスの伝統的なスタイルであるマイルドを、ぼくらなりに解釈したビールです。
アルコール度数17.5%というDark Horizonをはじめとして、シェテルさんがつくるビールも強くて大きいビールのイメージが強いです。
ご存知のとおり、ぼくらのビールも、あんまりおとなしい方ではありません。
その二社のコラボでマイルドとは、拍子抜けする方もいらっしゃるかもしれません。
マイルドそのものは、「労働者のビール」みたいなイメージもあって、本場イギリスでも、ビターに押され気味で、決してすごく人気のあるスタイルではないようです。
でも、先日書いた通りリアルエールを念頭においたビールをつくろうということで、二人でやりとりするうちに行き着いたのがマイルドだったのです。
モルトの味わいが楽しめ、飲み飽きしないセッションエールっていうのは、魅力的なんじゃないかと。
アルコール度数は、ぼくらのでは今までで一番低い4.5%。本来のマイルドは、もう少しアルコールが低く、ホップも抑えめ、使われるホップはもちろんイギリスのものなのですが、ぼくらのは「Not So Mild」。ホップも、アマリロとウィラメットというアメリカンホップで、いわゆるマイルドよりははっきり効いていると思います。
まあ厳密に言えば、ブラウンエールのカテゴリーの方が正しいのかもしれませんが、あくまでも、ぼくら流のセッションエールの解釈ということで、この名前でいっちゃいます。
モルトの味わいとホップの香りが生きたビールにしたいと思いつくりました。バランスが大切なのですが、あんまり無難にバランスがとれるのもちょっと嫌だなあと思ってました。
結構、ぼくららしく出来たんじゃないかと思うのですが、みなさんの感想がいつも以上に気になります。
出来映えを、まずリアルエールフェスティバルでご判断下さい!
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