02/28/2009(Sat)
陰影礼賛!?

陰影礼賛。
谷崎潤一郎さんの名随筆。
ぼくの記憶はいつもかなりいい加減。
伝統的な日本家屋の厠(かわや)。そのうす暗くも清潔ななかに日本の文化のよさというか感性を感じるというような内容だった気が。
先日、我が家のトイレの電気がきれました。
うちのトイレは、きれい好きの奥さんのお陰でとても清潔ではあるのですが、薄暗くて静謐で風情があるというような、素敵なつくりではありません。
でも、かわりにつけた電気が暗いのです。
ちょっと暗いだけで、日本的文化の香り(←臭いではない)がするような、しないような。
ちょっといい感じがするような、しないような。
いや、本当にすると思うのです。
日本のトイレ、いや厠用に、できるだけ暗い電球(10Wとか?)を発売すべし、です。エコですし...
余談ですが、この陰影礼賛、欧米の特に写真関係のプロの世界では、常識のように読まれていると、先日お会いしたヨーロッパを舞台に活躍してこられた写真家の方にうかがって、驚きました。
日本人として、日本のこともっと勉強しないと...
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