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「脳」にいいビール...


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ちょっと前ですが、なんか読む本はないかと、探しにいった本屋のベストセラーのコーナーにあった、「脳になんとかかんとか(←本当の書名じゃありません)」という本を買ってきました。

有名で売れっ子の某「脳科学者」が翻訳した本で、帯にはその方の写真とともに、「驚きました! この本はコペルニクス的転回になるかもしれません!」なんてあったので、たいして考えずに、買う本の中にいれたのですが、読んでみて、ぼくは違う意味で驚きました。

なんか、なんにも印象に残らないのです。

「とにかく前向きでいればいいことがある」的なことが書いているだけで、それって脳とどれだけ関係あるのか、よくわかりません。

よく見てみると、原書のタイトルにはどこにも脳という言葉も見当たらず、著者はアメリカの自己啓発のカリスマだとのことですが、ある意味、脳に関しては素人のようです。

それでも、翻訳・監修があの人だし、確かに、「考え方を変えてみる」っていうのも脳がすることではあるわけなのですが、なんだかなあ...

「脳」ってつけば、売れるっていうのはわかるし、事実、普段こういう本は買わないぼくが、買っちゃったわけですが。

まあ、たしかにこの本を読んでポジティブな気分になる人もいるでしょうから、文句はないですし、ポジティブになれという本を読んでネガティブな気分になってちゃ、元も子もありません。

酒やビールのラベルって、毎回税務署に届け出をしなきゃいけなかったり、書いていいこと、いけないこと、書かなきゃいけないことなどなど、結構面倒です。

でも、こういう本が、堂々と売られていて、ベストセラーになったりしているわけですし、ぼくもポジティブに、

「脳にいいビール」

かなんかつくってみようかなあと思います。

美味しいかどうかなんかも考えず、嫌なことを忘れて楽しく飲めば、きっと脳にいいはずです。

あの方、ラベルに顔写真、かしてくれないかなあ...
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