06/20/2009(Sat)
コンテストのジャッジをする(その2)

写真は、審査二日目。イタリアのBirrificio Baladinというブルワリーのオーナー Teo Mussoと、イギリスのビールのコンサルタント・インポーター・ジャッジのGlenn Payne。
この他にも、スウェーデン、ベルギー、アメリカ、フランス、そしてもちろん地元のカナダと8か国からの9人のジャッジが参加。
Great American Beer Festival や World Beer Cup等での審査経験が豊富な人、ビールのジャーナリストやインポーターなど、幅広い経歴の9人です。
フリースタイルの審査ですし、ある程度ジャッジの個人的な嗜好に左右される点は否めないと思うのですが、そういう意味で幅広いバックグランドをもつメンバーを集めたということかもしれません。

写真は、審査を終え、記念撮影を撮る際に、「刑務所の囚人の写真撮影みたいだ」といってふざけているところ。
審査中は私語厳禁ですが、二日間8時間近くも一緒にいたので、いろいろ話もできて刺激もうけました。
で、結果は(英語ですが)こちら。(ジャッジのうちの一人、Carolyn Smagalskiのサイトです。)
スタイルを基準にしないという審査故に、どうしても度数の強いビールをよしとするバイアスがかかりそうかなとも思ったのですが、結果はアルコール度数6%以下のものも約半分。
前回も書いた通り、当初はちょっと戸惑いましたがやはりスタイルとか度数とかに関係なく、やはりいいビールはいいんだとやってみて感じました。
あと、全体にビールのレベルは高かったと思います。弱点を探すというネガティブな面よりも、よりビールとしての魅力のあるものを選ぶという印象でした。
結果的には地元カナダ、それもケベックのビールが圧倒的でした。もちろんエントリーの比率も高かったのだと思うのですが、今回地元のビールのレベルの高さに驚きました。
モントリオールのビールのレベルの高さについては、また後日。
| ホーム |
comments
post a comment