fc2ブログ

夕食会のホストをする。


SDIM0424.jpg

今回の Mondial de la Bière 中、もうひとつ、お務めがありました。

フェスティバルの3日目の金曜に、「Beer and fine dining」というテイスティング・イベントを兼ねた夕食会が行われたのですが、テーマは日本。

日本のビール(と酒)を、和食のフルコースと一緒に味わうというイベントの、ホストの役目です。

結構今回のフェスティバルでも目玉のイベントです。

写真は、前菜。

SDIM0426.jpg

料理は、Fairmont, The Queen Elizabeth という、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの「ベッドイン」でも有名なホテルの料理長によるコース。

SDIM0421-2.jpg

これがその日のメニューです。料理だけでなく、組み合わされるビールもそれぞれ書かれています。

これは、日本を発つ前にメニューをもとに僕が選んだものです。

SDIM0429.jpg

前菜を食べながらのカクテルを終えて、各自着席。

ぼくは簡単なスピーチ。

で、スープが、なんとこれです。

味噌汁が、手にナプキンをかけた給仕さんたちによって、丁寧にサーブされていきます。

「味噌汁にあわせるビールって?」、と最初メニューを見た時に悩んだんですが、やっぱりこれでしょう。ベタにいきました。

SDIM0427.jpg

僕のテーブルは、ブルワー中心。Dieu du ciel! のヘッドブルワー Jean-François(左)と、昨日も登場の、Le Trou du Diable の Andre。

二人が飲んでいるのが、縁喜 純米吟醸 金紋錦。

この日は、うちの酒があわせて三種類出されたのですが、カナダでは、まだ飲める日本酒も相当かぎられているとのことで、本当にビール以上に (!?)好評でした。

SDIM0430.jpg

メインは鴨の照り焼きとエビの天ぷら(っていうかフリッター)。

写真にはないのですが、この鴨の照り焼きと富士櫻麦酒のラオホとの組み合わせは、沢山の人に絶賛されました。

SDIM0433.jpg

これがデザート。

「スイート寿司マンゴーソースとわさびアイスクリーム」っていうメニューを見せられても、どういうものがでてくるか想像できませんでしたが、こういうことです。

ハーヴェストムーンのケベック産のメープルシロップをタップリ使ったメープルボックは、やはり相当注目を浴びていました。

というわけで、日本人として、「これが和食か?」という個人的な疑問も感じましたが、ビールと食事との相性もふくめて、みんあとても楽しんでいたようです。

まあ、ぼくは飲み物を選んだだけなのですが、いろんな感想をもらったり、多くのビール関係のプロにも誉めてもらったりで、ほっとしましたし、うれしかったです。

今回のフェスティバルに、日本のビールが初参加し、その実力を楽しみながら確かめてもらうには、いいイベントだったと思います。

こういうのも面白いですね。
23:59 | モントリオール・SF 2009 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
追悼 | top | モントリオールのクラフトビールに驚く。

comments

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

trackbacks

この記事のトラックバックURL:
http://slowbrewing.blog104.fc2.com/tb.php/793-55d806e7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)