06/26/2009(Fri)
夕食会のホストをする。

今回の Mondial de la Bière 中、もうひとつ、お務めがありました。
フェスティバルの3日目の金曜に、「Beer and fine dining」というテイスティング・イベントを兼ねた夕食会が行われたのですが、テーマは日本。
日本のビール(と酒)を、和食のフルコースと一緒に味わうというイベントの、ホストの役目です。
結構今回のフェスティバルでも目玉のイベントです。
写真は、前菜。

料理は、Fairmont, The Queen Elizabeth という、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの「ベッドイン」でも有名なホテルの料理長によるコース。

これがその日のメニューです。料理だけでなく、組み合わされるビールもそれぞれ書かれています。
これは、日本を発つ前にメニューをもとに僕が選んだものです。

前菜を食べながらのカクテルを終えて、各自着席。
ぼくは簡単なスピーチ。
で、スープが、なんとこれです。
味噌汁が、手にナプキンをかけた給仕さんたちによって、丁寧にサーブされていきます。
「味噌汁にあわせるビールって?」、と最初メニューを見た時に悩んだんですが、やっぱりこれでしょう。ベタにいきました。

僕のテーブルは、ブルワー中心。Dieu du ciel! のヘッドブルワー Jean-François(左)と、昨日も登場の、Le Trou du Diable の Andre。
二人が飲んでいるのが、縁喜 純米吟醸 金紋錦。
この日は、うちの酒があわせて三種類出されたのですが、カナダでは、まだ飲める日本酒も相当かぎられているとのことで、本当にビール以上に (!?)好評でした。

メインは鴨の照り焼きとエビの天ぷら(っていうかフリッター)。
写真にはないのですが、この鴨の照り焼きと富士櫻麦酒のラオホとの組み合わせは、沢山の人に絶賛されました。

これがデザート。
「スイート寿司マンゴーソースとわさびアイスクリーム」っていうメニューを見せられても、どういうものがでてくるか想像できませんでしたが、こういうことです。
ハーヴェストムーンのケベック産のメープルシロップをタップリ使ったメープルボックは、やはり相当注目を浴びていました。
というわけで、日本人として、「これが和食か?」という個人的な疑問も感じましたが、ビールと食事との相性もふくめて、みんあとても楽しんでいたようです。
まあ、ぼくは飲み物を選んだだけなのですが、いろんな感想をもらったり、多くのビール関係のプロにも誉めてもらったりで、ほっとしましたし、うれしかったです。
今回のフェスティバルに、日本のビールが初参加し、その実力を楽しみながら確かめてもらうには、いいイベントだったと思います。
こういうのも面白いですね。
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