07/28/2007(Sat)
伊東深水

二階のこのコーナーは、だいたいいつも、伊東深水の作品が展示されています。伊東深水は、美人画が圧倒的に有名です。(女優の、朝丘雪路さんのお父さんでもあります。)でも、我が家にある作品は、戦争が終わる頃、長野の小諸に疎開していた際のスケッチや、従軍画家として描いた、戦中のインドネシア等のアジアのスケッチなどがほとんどです。
今回の作品も、長野の風景なのですが、ちょっと珍しい展示になっています。ただ一見しただけですと、いつものスケッチなのですが、これらの絵が描かれた日付が、ちょうど終戦の昭和20年8月15日をはさんでの一週間なのです。

終戦の日の作品。
僕の生まれるずっと前のことですが、そういわれてよく見てみると、なんとなく。その頃の日々の気分が感じられる気がします。お越しいただく機会がありましたら、どうぞご覧になってみて下さい。
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