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「フォースを感じろ!?」


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Brian に飲ませてもらったビールのうちのひとつが、Working for Tips っていうビール。

バランスのいいブラウンエールって感じなんだけど、なんとホップを全くつかっていないとのこと。

ホップのかわりに使っているのが、Redwood (セコイア)の若葉。写真は、ブライアンの庭にある木で、それを説明してくれているところです。

先端の一番若い黄緑色の部分は針葉樹のさわやかな香りを、そのちょっと上の部分は、渋さというか苦さをビールに与えてくれるとのこと。

ホップを使ったビールに、追加で Redwood をつかうとかではなく、すべてをホップ替わりとしてつかっているんですが、まさにホップをつかったようなバランスの良さ。

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そもそも、これでビールをつくろうと思ったことに驚くのですが、「キワもの」ではなくて、すごくいいビールになっていることにさらに驚きます。

思わず、「どうやって使う量とかきめるのか」って聞いたのですが、「香りを嗅いで、食べてみて、感じるんだ」っていうのが返事。

なんか、オビワン師に「フォースを感じろ」っていわれた気分です。

当たり前のことではあるんです。

当たり前のことなんだけど、データとか計算とかじゃなくて、自分で感じてみて、それをもとに判断していくって、大事だなあと改めて思いました。

皆さんにわかっていただけるかどうか自信ありませんが、簡単そうに聞こえるけど、これってすごく勇気のいることでもあるのです。

数値とかをもとに、計算して、それに頼っていく方が、安心ですし楽だったりします。でも、それだけでは、大事なことを見落としちゃうかもしれないなあと、考えさせられたのです。

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Brian に、持参した Miyama Blonde を飲んでもらいます。結構、気に入ってもらったようで素直にうれしかったです。

「セゾンが好きで、それにインスパイアされたんだ」

といったところ、

「じつは俺もセゾン大好きで、いつもストックにあるんだ」

といって、あけてくれたのがこれ。

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ブライアンはラガーとエール酵母の二種類の酵母しかつかっていないとのことですが、自分なりにいろいろ研究しているようです。

水のこと、モルトの配合のこと。お互い、話は続きます。そのうち、

「ちょっとこっちへ来い」

といって、モルトを貯蔵してある場所に連れてかれます。

そこには、小麦モルトだけがメーカー違いで8種類程。どうも、どれをつかうか検討用に集めたようです。

また、それぞれを食べながら話は続きます。

さっきと同じ話。

「感じる」のです。

ブライアン・ハント「師」の教えをうけ、初心にもどったような気分です。
23:59 | モントリオール・SF 2009 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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