08/13/2009(Thu)
Dieu du Ciell! x 志賀高原 = 一石二鳥

(この画像は Luc 作。ビールの強烈な個性の割には、ちょっとさわやかすぎか!?)
今回の来日にあわせて、Lucが、Dieu du Ciel! の樽を日本に持って来てくれました。
そのなかに、そう、僕がモントリオールに行った時に一緒につくった、例のビールも入っているのです!!!
その名も、「一石二鳥」。
日本語の名前をつけたいという Luc の意向を尊重して、決めました。
で、このビールですが、Takashi 君をベースに、セゾンイーストでつくりました。アルコールは9%。セゾン特有のちょっとスパイシーでフルーティな香りと、たっぷりつかったホップの香り、そしてやや控えめなローストを感じます。度数のわりにドライなので、結果的に、インペリアル・スタウトととはだいぶ違うものに仕上がりました。
既存のスタイルにはあてはまらないビールなのですが、インペリアル・ダーク・セゾンっていう感じです。日本から持参した、わが信州早生も使用。結構ホッピーです。
Luc にはずっと、「いい出来だ」と聞いていたものの、正直飲むまで心配でした。
個性の強い要素の組み合わせなので、本当にバランスがとれているのか。いたずらに、苦かったり、ドライだったりしないか。
一口飲んで、事前の懸念は、あっという間に吹っ飛びました。
というより、すごく気に入っています。複雑で個性的でありながらも、たくさん飲めるビールに仕上がっています。
Dieu du Ciel! でつくられたビールですが、飲んでみるとはっきり「志賀高原」でもあると思います。
あ、名前ですが、日本とカナダ、Dieu du Ciel! と玉村本店、セゾンとインペリアルスタウトといったものが、いっぺんに楽しめるという意味です。
この「一石二鳥」、日本に届いた量は非常にわずかです。
でも、Luc のおかげで、皆さんにも少し飲んでいただけることになりました。
最初のチャンスは、こんどの日曜、8/16の下北沢「うしとら」さんでのDieu du Ciel! のイベントです。
このイベント、一石二鳥はもちろん、彼らの代表作でもある「インペリアル・コーヒー・スタウト」や、IPA、ハイビスカスをつかったベルジャンホワイトや日本茶を使ったビールなど、すごく貴重で個性的なビールが樽で8種類勢揃いします。
ぼくも、顔を出すつもりです。
この機会をお見逃しなく!
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