11/02/2009(Mon)
ホップ摘機を探しにいってみる(その3)

お寺のそばのホップ摘み機の持ち主を訪ねて旅は続きます。
何となくそれらしい場所で、ご近所の方に訪ねると、
「こっちだ」
と案内してくれます。
それにしても、たかしくんは、(特に年配の)女性に本当に人気があります。

ようやくたどり着いて、恐る恐る玄関で声をかけると、運良く当のご本人がいらっしゃいました。
出てこられたのは「ながい」さん。
以前、この辺りで一番広くホップをつくっておられたそうです。
昔のホップづくりの様子や、栽培法、果樹よりもホップが儲かったという話や、ホップづくりが衰退した理由など、初対面なのに次から次へと興味深い話を聞くことができました。
夢中できいているうちに、たぶん、玄関先でたったまま1時間以上も過ぎちゃったと思います。
参考になりましたし、なにより楽しかったです。
さて、肝心の機械の方ですが、「使えれば使ってもいいよ」といってくれたのですが、後日あらためてみてみたところ、交換部品の確保など、色々問題がありそうで、そう簡単にはいきそうにありません。
まあ、今のうちの規模では、まだまだ手摘みで大丈夫ですし、それも楽しいのですが。
それよりなにより、この日の午後を通じて、今は途絶えてしまった往時の長野のホップづくりの雰囲気を、なんとなくですが感じることができて、たかしくんもぼくも、なんだかとてもうれしい気分だったのでした。
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