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むしろ酒税半減を!


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写真は、モントリオールのビアフェス。すごい人です。日本以上に若者が多い印象でした。

今回の税率見直しで、でた論拠が「新規参入が少ない」ということだそうです(前回引用した記事参照)。

新規参入もなく、税制面で支援する価値もないということなのでしょうか。

確かに、ぼくらが醸造免許を申請した際にも、管轄国税局では過去五年間ではじめてだといわれましたし、その後も、そんなにたくさんの新規参入はないと思います。

でも、それには高い税率、厳しい参入条件と規制などといった、いろんな要因があると思います。

一方で、毎年順調に成長しているアメリカのクラフトビールのシェアを調べてみると、数量ベースで4%、金額ベースだと6.3%(2008年12月時点)あります。

これに対して、日本では数量ベースで推定わずか0.2%(平成18年度の数字を基に試算)。

数字の面からみると、日本のクラフトビールだって、潜在的には20倍に育ってもいいはずです。

そうなっていない理由はいくつか考えられますが、やはり価格の要素は無視出来ません。

もし大手メーカーのビールとの価格差を、もう少し小さく出来たら、クラフトビールを飲んでみようと思う方も多いのではと思います。

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人口360万人のモントリオール。今年のビアフェスは、5日間で8万人が参加。

6月にモントリオールに行った時、大学生などの若い人の間のクラフトビールの人気の高さを痛感しました。価格的にも、やはりビールは、身近な飲み物なのです。

かたや日本では、デフレなどの影響で、若い人の使えるお金も限られるなか、クラフトビールはけっして安いとはいえません。

「地ビール」の酒税を5%あげて1億円をかせぐよりも、逆に税率を半分にして、市場を20倍に育てたらどうでしょう?

今回の増税分である5%が1億円相当なら、今の地ビールの酒税は全体で20億円ということになります。仮に税率を半分にすると、今の規模を前提にして10億円。でも、市場が20倍になれば200億円。税収も10倍です!

おまけに、雇用や投資、地域の多様性、食文化の向上にもつながるんですから!
23:59 | ビール全般 | comments (23) | trackbacks (0) | edit | page top↑
蕎麦、粉になる。 | top | 「地ビール」の税率が上がるという話

comments

思わず頷きました。
「損して得取れ」って言ってやりたいです。
16G | 2009/12/05 09:36 | URL [編集] | page top↑
本当です!
小口の、取れる所から絞り取って
大口を優遇するというのは、どういうもんでしょう。
荒木 | 2009/12/05 23:15 | URL [編集] | page top↑
どうもありがとうございます。

ぼくも、なにも「じり貧」でかわいそうだから助けてくれなんていうつもりはありません。

むしろ、ちゃんとがんばるし、悪い投資じゃないと思うのです。
ego-brewer | 2009/12/06 09:31 | URL [編集] | page top↑
計算しました
醸界タイムスによると地ビール業者の納税額は20年度で32億円だそうです。
これは、大手ビール系飲料による納税額にくらべてどのくらいのものでしょうか?
詳しくは
beerlinetoday.net
にて。
藤浦 | 2009/12/07 19:01 | URL [編集] | page top↑
ありがとうございます!

なるほど、納税額のデータもあるんですね。勉強になりました。
ego-brewer | 2009/12/08 10:19 | URL [編集] | page top↑
アメリカでは数量ベースで4%で金額ベースで6.3%ということは、
平均すると1.575倍の価格で売られている。ということですよね。

生ビールNo.1のアサヒのスーパードライが350ml缶×24本で4800円程度で、
地ビールNo.1であろうヤッホーブルーイングのよなよなエールが350ml缶×24本で6000円程度ですよ。
どう見ても、価格差1.5倍以下だと思うんですよね。

350ml缶を250円程度で出せている地ビールメーカーもあれば、
330ml瓶を500円程度でしか出せない地ビールメーカーもあるわけで。
それは、何故なんでしょうね。売れてないからですよね。
何故売れないかというと、最大の要因は、営業よりも開発を優先する、
飽きれた経営方針で地ビールメーカーを立ち上げた者が多いからなんですよね。

消費者や流通を調査した上で売れるビールを開発するのではなく、
地ビールメーカーを立ち上げたい人が好きで造りたいビールを造る。
営業し宣伝し売ることよりも、工場で造ること優先。
そういう、独りよがりの経営を地ビールブームのときにやっちゃったんですよね。
それで客が離れてしまっただけですよ(笑)

日本の消費者は何処でビールを買っているのか?

単品で買う場合は、コンビニなどです。
商品の入れ替わりの激しいコンビニのリーチインケースに陳列してもらわなきゃいけない。
背が高かったり幅が広かったりする商品は、陳列数が少なくなるので、陳列してもらうのは難しい。
だから、瓶は不利。大手と同じくアルミ缶じゃなきゃいけない。
リーチインケースの温度を特別な温度にしてもらうのも無理。
だから、大手と同じ温度で飲み頃にならなきゃいけない。
コンビニで買ったビールに合わせるのは、コンビニで買った弁当や菓子。
だから、それらに合う風味のビールにしなきゃいけない。
そういう基準をクリアした商品を作って、コンビニ本部に掛け合って、
コンビニに置いてもらわないといけない。

ケースで買う場合は、ディスカウントリカーショップなどです。
ダンボール箱に入った缶ビールやプラ箱に入った瓶ビールが常温で陳列されている。
だから、常温で保存できる商品しゃないといけない。

そんなの販売する上で常識なんですが、それすらできていない地ビールメーカーがほとんどです。
地ビールブームのときにまともな営業をしなかったのは地ビールメーカーです。
減税が始まったときに値下げして消費者にアピールしなかたのも地ビールメーカーです。

そんな業界の未来の為の投資に減税してくれって、ジョークですよね。

ところで、大手ビールメーカーには大麦の2割は国内産って義務があるけど、
地ビールメーカーにはありませんよね。
クソ高い国内産大麦を買わされるせいで、大麦の平均購入価格が2倍になるという
凶悪な義務なので、材料費の時点でも地ビールメーカー優遇されているんですよ。
通りすがりのななし | 2009/12/10 19:42 | URL [編集] | page top↑
>通りすがりのななしさん

「飽きれた経営方針で」ジョークを言っている馬鹿者かもしれないですが、ぼくらは、自分たちが飲みたいビールをつくっていきたいと思っています。

コメントどうもありがとうございます。
ego-brewer | 2009/12/10 21:19 | URL [編集] | page top↑
市場拡大するために減税を望むという意見を言っている傍らで、
売ることよりも、自分たちが飲みたいビールを造りたいというのは、とても不思議です。

製品の質は良く、広告,宣伝,営業も上手くて売れているのが、一流。
製品の質は悪いが、広告,宣伝,営業が上手くて売れているのが、ニ流。
製品の質は良いが、広告,宣伝,営業が下手で売れてないのが、三流。
製品の質は悪く、広告,宣伝,営業が下手で売れてないのが、四流。

質は悪くても売れれば資金が入ってくるから、その資金を使って質を上げればいいんですよ。
質は良くても売れなきゃ資金が入ってこないから、営業に資金を回せないんですよ。
どちらが未来があるか、どっちが拡大しやすいかなんて、単純にわかりますよね。
「売る努力をして、消費者に売れるビールを売っていきたい」そう言うべきなんじゃないですか?

市場拡大なら売らなきゃ話にならないんですよ。そのためには、
製造者が飲みたいものや造りたいものよりも、消費者が求めるものや販売店が売りやすいものを重視。
造ることをよりも売ることを重視。それが、当然の経営方針なんですよ。

「市場拡大のために」と「自分たちが飲みたいビールを造りたい」を繋げるには
自分たちが飲みたいビール=多くの消費者が飲みたいビール である必要があるんです。

多くの日本の消費者の多くが求めているものは
・水のようにガブガブ飲めるもの。
・食事が主役で飲み物が脇役だから、飲み物は食事の味を邪魔じないもの。
・食事が主役で飲み物が脇役だから、飲み物は美味しくなくてもいいから不味くないもの。
・アルコールが入っていて適度に酔えるもの。
・安いもの。
ですよ。そういう条件なら何だっていいんですよ。
第三のビールとか新ジャンルとか呼ばれるものが売れ行きを伸ばしているのは知っていますよね。
缶入りの梅酒やチュウハイやサワーだってがんばっていますよね。
ビールを求めているわけでも、ビールという名前を求めているわけでもないんですよ。

多くの日本の小売店や飲食店などの販売店が求めているものは
・儲かるもの。
・たくさん売れるもの。
ですよ。1杯飲んで満足してそれ以上注文してくれないものなんて求めていないんですよ。

ビールマニアが経営している地ビールメーカーほど“ビール純粋令”を意識したビールを造りたがり、
多くの消費者が飲みたいビールとはかけ離れたものを造っていると思います。
自分たちが飲みたいビール≠多くの消費者が飲みたいもの である限り、
あまり売れないし市場拡大もありえないんですよ。

「自分たちが飲みたいビールをつくっていきたい」という言葉に、
「自分たちが飲みたいビール=多くの消費者が飲みたいビール」であると
自信を持って言えますか?
>これに対して、日本では数量ベースで推定わずか0.2%(平成18年度の数字を基に試算)。
という現実に、そう言えるだけ消費者に支持され売れていると言えますか?

>もし大手メーカーのビールとの価格差を、もう少し小さく出来たら、
>クラフトビールを飲んでみようと思う方も多いのではと思います。
大量生産すれば製造コストは下がります。大量生産するには大量に売れる必要があります。
広告,宣伝,営業で多くの消費者に知ってもらい、多くの消費者に買ってもらう必要があります。
多くの消費者が望む商品である必要もあります。

20%減税されている間にそういう努力をしてきたのなら、減税して欲しいという意見はわかりますが、
「自分たちが飲みたいビールをつくっていきたい」では、
そういう努力はしてこなかったし、これからもしたくないとしか見えないです。

これから15%減税になりますが、その間に地ビールメーカー全体でそういう努力をして、
消費者と向き合い、成果を出してから、減税を求めるのが筋なんじゃないですか?
その努力が市場拡大じゃないんですか?

そういう努力をしないのなら、市場拡大なんて言うべきじゃないと思いますし、減税を望むなんて言うべきでもないと思います。

地ビールは産業であり商売であって、趣味じゃないはずですよ。
自分たちが飲みたいビールなんて、市場拡大して、会社大きくなって、安泰状態になってから、
主力以外の商品として細々と造ればいいじゃないですか。
通りすがりのななし | 2009/12/10 23:01 | URL [編集] | page top↑
どうもぼくらのことを、通りすがりのななしさんに、理解いただくのは難しいようですね。

ぼくらは、おっしゃる意味は理解できるつもりなのですが。(実際、いまでも売上だけなら大手メーカーさんのビールの方をたくさん売っていますし、以前は某大手流通にもつとめていましたので。)

ぼくらは、大手飲食チェーンと小さいレストラン、大手衣料品チェーンと小さな洋服やさん、大手パンメーカーと街のパン屋さんとかがあるように、ビールの世界に「大きい会社」「大量にうれるもの」以外があってもいいのではと思っています。

小さいからといって、意味がないとも思いませんし、成長の余地・可能性がないとも思いません。

確かにぼくらは、趣味のように楽しみながらやっています。通りすがりのななしさん的にごらんになれば、一流どころか五流、六流なのかもしれませんが、もちろん儲からないと意味がないと思いますし、実際成長もしています。

大手メーカーのような規模になれるか、なりたいかは別ですが、それでも、まだまだ可能性は大きいと思っていますし、世の中に付加価値を提供できると信じています。

通りすがりのななしさんに認めていただくのは難しそうですが、すこしずつでもぼくらのことをご理解いただける方を増やす努力をしていかないといけないなあと痛感しました。

貴重なご意見どうもありがとうございました。
ego-brewer | 2009/12/11 06:37 | URL [編集] | page top↑
貴重なご意見だけど(名無し)なんだよね。
なんで名前を書いた上で書けないのか?
大人の事情ってやつですかね?政治的なもの?

名前を名乗って、こういう意見が書き込める良い時代がくればいいのにね~。
マイケル | 2009/12/11 13:55 | URL [編集] | page top↑
いつもありがと!
ego-brewer | 2009/12/11 15:37 | URL [編集] | page top↑
2009/12/11 13:55のマイケルさんへ
>貴重なご意見だけど(名無し)なんだよね。
>なんで名前を書いた上で書けないのか?

貴方がpost a commentのname:欄にマイケルと記入してコメントを書いているように、
私はpost a commentのname:欄に通りすがりのななしと記入してコメントを書いています。

私がこのブログに初めてコメントを書いた直前の時点では、最近のコメント欄に
通りすがりのななしという方はいなかったと思いますので、
このブログにコメントを書いている他の人と名前がかぶっているとは、私は認識していません。

通りすがりのななしを名乗ってこのブログにコメントを書いている人が多いのであれば、
個体識別のために名前を変えてくれませんか? というのは正しい意見だと思いますが、
このブログは通りすがりのななしを名乗るコメントが多いのでしょうか?

2009/12/11 06:37のego-brewerさんへ
★前置:
・自分たちの造りたいものを造る。
・自分たちの造りたいものを造れるなら売れなくたってかまわない。
そういう意見を完全に否定するわけではありませんが、
それは消費者に受け入れられるものを積極的に投入して市場拡大を図っているとは真逆ですから、
そういう方針の人たちが多ければ市場拡大は鈍くなります。

日本で地ビールメーカーを経営している人の多くがそういう方針だから
日本の地ビールの市場拡大は鈍いのではないでしょうか?
又、市場拡大は鈍い責任は、そういう方針で経営している
地ビールメーカーの責任ではないでしょうか?
それにも関わらず税金を安くしろというのは自己中心的な発言ではありませんか?
と、私は思っています。

★本題:
大きな産業にして、雇用を拡大し、地域社会に貢献する。
そう言うのであれば、自分たちの造りたいものを造るのではなく、
・消費者が求めている売れるものを造る
・大量に売って会社の規模を拡大する
という経営方針に方針になるはずです。20%減税期間中にそういう方向に経営の梶を切った
地ビールメーカーって、ほとんどありませんでしたよね。

つまり、地ビールを減税したところで、大きな産業にして、雇用を拡大し、地域社会に貢献する。
なんて起こらなかったんですよ。だから、減税したところで国民の利益にならないので減税削減。
あたりまえじゃないですか。と言っているだけです。

更なる減税を求めるなら、大きな産業になって雇用を大幅に増やし地域社会に貢献しているんだ!
という結果を出さなきゃいけなんですよ。それを出さなかったのは地ビールメーカーですよ。
と言っているだけです。

でさ、いくら付加価値が高かろうが、高すぎる商品の販売量は伸び悩むんですよ。
減税欲しいですって言うなら、減税に見合うだけの伸びを示さなきゃいけないんだから、
ある程度安い商品を出して売上伸ばして、伸びを示さなきゃいけないんですよ。

日本国内でビール売るなら常識的に考えて350ml缶300円が上限だろ……って思っています。
大手ビールメーカーがプレミアムビール市場でがんばったおかげで上がった感なんだけどね(笑)

★地ビールメーカーの経営体質について:
地ビールは産業であり商売なんですよ、だから盛り上げるために減税してくれたんですよ。
なのに、せっかく減税してくれたのに、消費者が望む売れる商品を出してこずに、
趣味や芸術だと勘違いしたものばかり出し続けて、
地ビールを盛り上げなかったのは地ビールメーカーですよ。

産業であり商売であるからには、売れるための条件というのがあり、
条件内で優れた商品にしようとするから、職人なんですよ。
趣味や芸術であると考え、売れるための条件なんて考えないのは、只の道楽ですよ。

日本で地ビールメーカー経営している人の多くがそういう道楽思考だから、
日本の地ビール市場はアメリカのマイクロブルワリー市場に比べると劣るんですよ。
それを改善するには、地ビールメーカー経営者が
造ることよりも売ることを重要視する必要があるんですよ。

広告,宣伝,営業は商売を行う上でとても重要です。
良いものは宣伝しなくたって売れるなんて昔の話です。
加えて、自己満足の製品が良い商品ということではなく、消費者が望む製品が良い商品です。

★まとめ:
市場拡大とか減税とか言う地ビールメーカーへは、
少数のビールマニアが少量を消費する商品ではなく、
多数の普通の消費者が大量に消費する商品を出して、
わかりやすく売上伸ばして会社大きくして減税効果をアピールしろよ。
と煽っています(笑)

それをやらない地ビールメーカーへは、
趣味・芸術・道楽なんだから、売れなくて当然だし、税金高くてあたりまえだろ。
市場拡大とか減税とか偉そうに言うなよ。
と煽っています(笑)

地ビールメーカーに限らず、道楽気分で経営している中小零細企業は多いんで困りものですよね(笑)
通りすがりのななし | 2009/12/13 12:54 | URL [編集] | page top↑
>通りすがりのななしさん

度々のコメントありがとうございます。

申し訳ないのですが、いただいたコメントが長文すぎて、ぼくのブラウザで承認しようとすると、フリーズしてできません。

今度、他のPCにアクセス出来る際に承認させていただきますが、それまで失礼致します。

もし、それまでお待ちいただけないようであれば、恐縮ですが何分割かして再投稿お願いします。

ちなみに、私の返信は、基本的に前回と同様です。
ego-brewer | 2009/12/13 13:22 | URL [編集] | page top↑
2009/12/13 13:22のego-brewerさんへ
では、手短くまとめます。
及び、2009/12/13 12:54のコメントは長いだけなので承認しなくていいです。

2009/12/11 13:55のマイケルさんへ
通りすがりのななし という名前ですが、何か?

2009/12/11 06:37のego-brewerさんへ
過去:
20%減税期間で
「成果(産業としての拡大)を出さなかった者は、更なるモノ(減税)を求めるな」
「更なるモノ(減税)を求めるなら、成果(産業としての拡大)を出してから言え」
というだけです。
減税したのに国民の利益(産業としての拡大)を返さなかったのは地ビールメーカーだからね。

未来:
15%減税期間中に地ビールメーカーに求めるものは
「まずは成果(産業としての拡大)を出してくれ」です。
成果出さないと、更に減税縮小になるか廃止になるだけなので、
「ゴチャゴチャ言ってないで多数の消費者が求めているものを売れよ……」というだけです。
減税だ優遇だとか求めないのなら、国益や国民の税金とは無関係なので、
好き勝手にやればいいんじゃないですか。
通りすがりのななし | 2009/12/13 16:15 | URL [編集] | page top↑
>通りすがりのななしさん

私は、あくまで個人的な意見を述べてきましたし、地ビール業界を代表して申し上げているつもりはございませんが、一応、ご指摘の点に関して自分たちの状況をお答えしておきます。

ぼくらは、2004年12月にビール醸造を開始しました。

参入以前から優遇税制がありましたので、当初から、その恩恵を受けてきました。

販売開始の12ヶ月との比較で、直近の販売量は165%で、現在も成長しています。 (もちろん最低製造数量もクリアしておりますし、昨年の三月に最短で永久免許を取得しております。)

当然酒税を納めておりますし、税収増に多少なりとも貢献していると思いますし、「ゴチャゴチャいっている」かどうかわかりませんが、多くのお客様にご支持いただいています。

また、ぼくら以外にも、努力をして順調に成果を伸ばしている会社は多数ある点もご理解ください。

それから、ぼくが優遇税制だけの話をしているのでない点も、前後の記事をご覧の上、併せてご理解いただけると幸いです。

以上、どうもありがとうございました。
ego-brewer | 2009/12/13 20:02 | URL [編集] | page top↑
大手のビールと同じものをつくることが、地ビールの将来とは思えません。
あまり的確なたとえではありませんが、シャンパーニュに、NM、RMがあるように、それぞれを好きな人たちが好きであればよいのではないでしょうか。

決定されてしまったことに、何か運動を起こすつもりありません、とにかく好きなものを飲むこと。そしてそれを周りに美味しいと伝えること。それを続けていきます。




ユーキ。 | 2009/12/14 09:16 | URL [編集] | page top↑
>ユーキさん

ありがとうございます。

まったく同感です。

これからもよろしくお願いします!
ego-brewer | 2009/12/14 15:53 | URL [編集] | page top↑
こんにちはー
ブログにコメントありがとうございましたー。

この話題はブルワーの方々だけではなくて
いろんな立場の人にきいてみたいですね。
消費者、販売者(飲食店)とか。勿論税金取ってる
人達も。いろんな意見をまとめると何か出てきますかね。
やってみます。


ななしさんの話は面白いですね。
どんな立場の方なんでしょうか。
うちのブログにも書き込みしてくださいよw
vivo店長 | 2009/12/15 02:35 | URL [編集] | page top↑
>vivo店長様

どうもありがとうございます。

自分の意見を言うって、思った以上にエネルギーがいるんだなあと、感じました。

ご意見いただいたみなさんに、感謝しています。

vivoさんのブログも、楽しみにしています!
ego-brewer | 2009/12/15 08:49 | URL [編集] | page top↑
轟さんだったのか
なるほどねー(笑)。ふふふ。
そうです。黒幕です。
ego-brewer | 2009/12/15 15:42 | URL [編集] | page top↑
>通りすがりのななしさん

再三のコメントどうもありがとうございます。

私の意見に対するコメントは結構なのですが、私のブログに(必ずしも通りすがりのななしさんだけに対してではない)コメントを寄せていただいた、他のみなさんにたいするご批判をいただくのは、本意ではございませんでした。大変申しわけないのですが、いただいたコメント、熟慮の上、私の判断で削除させていただくことにしました。

ご意見、ご不満おありでしょうが、ご理解のうえ、さらなるコメントは、恐縮ですが私宛にメールでお願い足します。

失礼、重ねてお詫びいたします。
ego-brewer | 2009/12/17 07:21 | URL [編集] | page top↑
コメント見てなかったんですが凄い事になっていますね。
終った?話を蒸し返すようで申し訳ありませんが…

基本的にこのブログにコメント寄せる人は、志賀高原ビールのファンがほとんどでしょうから、通りすがりの名無しさんのような意見は今まで出なかったので、一ファンとして興味深く拝見しました。

非常に博識の方で、文章も読みやすく、面白い話でした。
納得させられる事もありますし。
しかし私の(恐らくここを訪れる多くの方も)意見とは根幹が違うようです。

>多くの日本の消費者の多くが求めているものは
・水のようにガブガブ飲めるもの。
・食事が主役で飲み物が脇役だから、飲み物は食事の味を邪魔じないもの。
・食事が主役で飲み物が脇役だから、飲み物は美味しくなくてもいいから不味くないもの。
・アルコールが入っていて適度に酔えるもの。
・安いもの。

この意見など本当に面白かったです。
私個人は『不味くないもの』ではなく『旨いもの』を求めているので、ここには当てはまりませんが、『旨いもの』が手に入らないときは妥協する事もありますし(それでも最大手の有名銘柄や節税型発泡酒、「第3のビール」は呑みませんが・・・)、多くの消費者は正にこれでしょうし。

これだけ的確且つ簡潔に物を掛けるのは凄いなと思いました。
こう言った意見は本当に貴重だと思いますので、個人的には勉強になりました。

まぁ私にできることは、カミさんに怒られない程度、冷蔵庫を占拠しすぎない程度に自分の好みの『旨いもの』を買い、興味ある人に熱く語るだけです。

長文すみません。
RIN | 2009/12/22 10:27 | URL [編集] | page top↑

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