FC2ブログ

「ビール類」の酒税 vs 「地ビール」の酒税


08P030003.jpg

現在、ビールの酒税は1リットルあたり220円。例えば350mlの缶ビールですと、1本あたり77円。(この77円の「税金」にもさらに消費「税」がかかるのですが、それについては今日はやめておきます。)

一方で、発泡酒は麦芽比率25%~50%が178円/L、同25%未満が134円/L、第三のビールもしくは新ジャンルと呼ばれるものは 80円/Lです。

直近2009年上半期の「ビール類」のシェアでみると、ビールは49.1%、発泡酒が21.8%、第三のビールが29.1%。

それぞれの税率に、現在の市場シェアをかけて加重平均すると(発泡酒に関しては178円/Lと134円/Lがそれぞれ50%ずつと仮定して計算)、いわゆる現在の「ビール類」の税率は165円/Lになります。

一方で「地ビール」の軽減税率をビールの税率に適用して計算すると、現行の20%で176円/L、増税後は187円/Lとなり、大手メーカーの「ビール類」よりも負担が大きいということになるのです!

ビールと、発泡酒、第三のビールはべつじゃないかという方もいると思いますが、味の面、製造コストの面等考えても、税率以外の理由で、発泡酒、第三のビールが存在する理由を説明するのは難しいと思います。

酒税の歪みが、日本のビールそのものを歪めたといっても過言ではないのでは?

地ビールメーカーのなかにも、もちろん、発泡酒等をつくっているところはあると思いますが、税率が低いからというよりも、味や個性の面を重視しているところが多いのでは?ぼくらをはじめ多くのビール会社は、あくまでも本物のビールにこだわって、その美味しさを広げようと努力しています。

ですから、「地ビール」の税負担を上げるのではなく、むしろ下げて欲しいと思うのですが、これは関係者のエゴに聞こえるでしょうか?

どうしても「地ビール」の税率を見直すとしても、せめて、この「ビール類」なるものの税率全体も見直して、少なくても、「本当のビールを飲む国」に戻して欲しいと思うのです。
23:59 | ビール全般 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
「中年の主張」のまとめです。 | top | 新規参入が少ない理由

comments

私達も
サンセーです
hatos bar | 2009/12/08 14:57 | URL [編集] | page top↑
どうもありがとう!
ego-brewer | 2009/12/09 17:51 | URL [編集] | page top↑

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

trackbacks

この記事のトラックバックURL:
http://slowbrewing.blog104.fc2.com/tb.php/958-9d4c1d79
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)