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「中年の主張」のまとめです。


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長々続けた「中年の主張」ですが、まとめです。

そもそも、地ビールの軽減税率を縮小するという話、当然という見方もあると思います。例えば:

- 日本の財政は厳しい。酒税にこだわって、消費税等があがったらむしろ嫌。
- もともとは優遇税制はなかったし、新規参入の効果もなかった。
- 中小企業はみんな苦しいのに、なんで地ビールだけ助けなきゃいけないのか。そもそも、15%になるとはいえ、まだ税制優遇はつづくじゃないか。

それは理解出来ますし、ぼくもなにも、自分だけが苦しいから助けてくれと言っているつもりはありません。

ぼくが書いたことを整理すると:

- ビールの酒税は国際的にも高いし歪んでいる。
- クラフトビールには将来性がないわけではない。
- 税制面だけではなく、参入規制緩和や自家醸造の条件付き解禁等の環境づくりも重要。
- その上で、税制面での優遇措置により、産業として育て、将来の税収増を図ってもいいのでは(損して得とれ)?
- 「ビール類」の税金は、「ビール」の税金に見直すべき。

ぼくらも、免許取得の時点から、この税制優遇措置が期限付きなのは前提条件として認識していますし、軽減税率という暫定的な措置が理想とも考えていません。

財政が厳しいということ、きめられた税金を払うのは国民の義務だということも、よく理解していますし、決まったことには潔くしたがうつもりです。

ただ、今回のタイミングを機に、多くのみなさんにビールの税金やクラフトビールの将来性について、知っていただいたり、考えていただければと思い、いろいろと書きました。

無駄を減らすのは大賛成です。でも、将来への投資を減らすべきかは別問題です。

今の、閉塞的な経済状況を考えても、単に目先の出費を減らすだけではなく、将来の可能性を見極めて、環境を整える、育てる、必要な投資をするという方向性の提示も大事なのではと考えるのです。
23:59 | ビール全般 | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑
西さん ~ 40th Anniversary Ale ~ スキーシーズン突入 | top | 「ビール類」の酒税 vs 「地ビール」の酒税

comments

>ビールの軽減税率を縮小するという話、当然という見方もあると思います

どこかで見たような内容です(笑)偶然かな(笑)

優遇措置を撤廃させない(恒久化させる、さらにはもっとダウンさせる??)だけの、説得力のある理由(具体的な結果)のがないのが1番の問題だと思うんですよ。

例えば、今回の議事録を見ても「地ビール業界を取り巻く環境はまだ以前厳しい状態がつづいているので延長を…」ってなっていて、それじゃ苦しいから助けて!って見えちゃうんですよね(笑)

そうではなくって「優遇措置でこれだけ地ビールが伸びて、雇用促進にもなって、地産地消につながっていて、だから…」ってならなきゃいけないんだと思うんです。

将来性の話は業界内の人間としては、もちろん賛同します。
私だって将来性があると見込んで、この業界にうつってきた訳ですから。

でも、未来の話では業界外の人を納得させることは難しいのも事実。

20%とはいえ優遇されていた期間があった訳で、それでこれだけの効果があって、だから延長すべきだ(もっとダウンすればこれだけの効果が見込める)、という説得力のある理由が“今のとこ”見当たらないんですよね。

これから15%の優遇がまだ残っている訳で、その間にどれだけ私たちが踏ん張って、どんな結果が残せるか、が勝負だと思っています。


>今回のタイミングを機に、多くのみなさんにビールの税金やクラフトビールの将来性について、知っていただいたり、考えていただければと思い

これは本当にそうですね。これを機会に多くの人に(特に業界内の人)にぜひ考えてほしいです。

以上、偉そうに長々と失礼しました。
>みきさん!

コメントどうもありがとうございます。うれしいです。

ぼくは、どうも子供っぽいようで、変だと思うことが気になったり、こうなったらいいのにとか考えちゃたりしてしまうのです。

これからもよろしくお願いします。
ego-brewer | 2009/12/09 18:08 | URL [編集] | page top↑
アルコール1度あたりで見ると税金が高いというなら、アルコール度数の高いビールを売ってよ。

・濃縮したビール(10倍濃縮で50% ABV程度のスピリッツか何か)、500ml
・ドライホッピング用の乾燥したホップ(ホール)、10g
・ホップを入れる茶濾し袋のようなもの、1個
・水、4500ml
・それらを入れる5L用の耐圧容器(ビア樽)、1個
・二酸化炭素、適量
くらいで、合法的にお家でビール造りができないかな? と思うのですが。
只の混合ですから、梅酒と同じような感じだと思うんだけど。
そういう日本で合法的なビール製作キットって出まわっていなくて、
日本国内でまともに作ろうとすると違法になるものばかり出まわっている現実。

麦芽やモルトエキスを使って発酵させるのなら、ビール酒造免許を持つ地ビールメーカーが、
体験醸造などの名目で行われているビール造りを増やしてくれればいいのに。
消費者がビールを作る場所は自宅じゃなくたっていいはずなんですよ。
地ビールメーカーなら酒造免許あるし、造り方を指導できる人もいるじゃないですか。
通りすがりのななし | 2009/12/09 21:12 | URL [編集] | page top↑
>通りすがりのななしさん

コメントどうもありがとうございます。

自家醸造用の濃縮ビールなんて、考えてもみませんでした。

ビールづくり、原料から酵母の力で発酵をしていく様子をみるというのも、楽しいですよ。(まあ、面倒だと思われる方も多いでしょうが。)

たしかに、BOPをされているビール会社さんもありますし、まずはそこからかもしれませんね。
ego-brewer | 2009/12/10 06:02 | URL [編集] | page top↑
いっそのことクラフトビールならぬ「クラフトホッピー」なんてのはいかがでしょう。

甲類焼酎を割ることを前提に度数1%未満。だから無税。
モルティなホッピーやホッピーなホッピー(紛らわしい)など従来のホッピーとは違う味わい深さを追求。
よりモルティなのをお好みの方は焼酎の代わりにモルトウィスキーを……といった具合。


それにしても、厳しい税制下でアイルランド人はドライスタウトを生み出したというのに、日本人は何も生み出せそうにないのが残念でなりません。
| 2009/12/10 12:54 | URL [編集] | page top↑
コメントありがとうございます。

なるほど。たしかに、そうして第三のビールとかもうまれたのかもしれませんね。

ぼくらは、とにかく僕らのビールをつくります。
ego-brewer | 2009/12/10 20:21 | URL [編集] | page top↑

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